中野ブロードウェイというと、フィギュアや漫画、アニメグッズを求めてまんだらけに直行する人、それよりももう少しカルチャー寄りなタコシェに向かう人、もちろん普通に買い物をしている主婦、と平日も休日も常に混沌とした雰囲気の漂う場所である。
【拡大画像や他の紹介写真】 そんな懐の深さを持つ、東京・中野の中野ブロードウェイに、最近明らかに違った層の人たちが向かっているのだという。目的地は「Hidari Zingaro(ヒダリジンガロ)」。
この店は、村上隆氏が大好きな場所・中野ブロードウェイにオープンした、アートのセレクトショップなのである。
ショップ名は、江戸時代の彫刻師・左甚五郎のもじり。彼の名前にまつわる話は諸説あるというが、「左」は右に対する反対ということで、反社会的なものの象徴、パンク。そして甚五郎というのは、ヨーロッパにいるジプシー「Zingaro」からとったのではという話。まさにアーティストにふさわしい、自由な名だということでショップの名前になった。
ギャラリーには、村上隆氏やカイカイ所属のアーティストの作品はもちろんだが、村上氏が所蔵している、KAWS、ナオミ・フィッシャー氏、NY在住のBrian Montuori氏、Nick Z氏の作品など、村上氏の目でセレクトされた現代作家の作品も販売。
その美術品と並ぶように陶芸作品が置いてある。これらは村上氏が陶芸に凝った時期に買い集めた現代作家(一部アンティークもあり)の作品だ。
「現在、会社の倉庫には、陶芸作品だけで店が20回埋まる程の所蔵品があります。陶芸については、ひととおり勉強しまくりました。よしあしや味わいの勉強をさせてもらったから買った値段のままで販売してるのもあるし、10倍の値段もある。美術の本質をお店で表現したいんです」(村上隆氏)
取材時に並んでいた作家は、三苫修、大谷工作室、横山拓也、熊谷幸治など。現代の比較的若い作家の作品が多かった。
企画展などを設けるのではなく、セレクトの基準は1つ、村上氏の目である。中野を目指す人の流れが少し変わりそうな店だ。是非、一度訪れてほしい。
●Hidari Zingaro
中野ブロードウェイ
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ3F
Open.12:00〜19:00、水休
お問い合わせ:03-5345-7825
【上條桂子,エキサイトイズム】
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posted by カワモト テツヤ at 03:39|
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